社会人教育という世界へ

アルーに入ってギャップはありましたか?
入社前は、自分が学んできた「教育」とは言え、「社会人教育」という新しい領域に携わることに踏ん切りがつくまで少し時間がかかりました。今までやってきたことが、学校教育や教員の質保証の研究であり、自分がやってきたことは活かされるのかという抵抗感がありました。入社してからは、すぐ馴染むことができたため問題はなかったです。人が学ぶという過程に関しては、子供でも大人でも対象に関係なく好きであったため、今では、自分の好きなことを仕事にしているという認識を持てています。民間企業へ就職する人が少ない教育専門の大学から就職活動をした理由は、教員ではない形で教育の質を上げることに貢献したかったことと、自分がやったことが評価される場に行きたかったためです。 既に経験豊富な社会人に対し、「明日からこうしてもいいかな」と少しでも思ってもらえるようなエッセンスを提供することは、なかなかできない仕事だと思いました。 また、学校教育では、卒業後社会に出てしまった学生に対しては、自分のコントロール外になってしまいますが、社会人へのアプローチとなると、実際に日本経済を動かしている方々であり、より直接的な社会貢献になると思いました。