導入事例
製造業 3,000名~
課長手前の中堅社員 約25名 選抜 1日研修
導入事例
製造業 3,000名~ 課長手前の中堅社員 約25名 選抜 1日研修
製造業 3,000名~ 課長手前の中堅社員 約25名 選抜 1日研修
中堅・リーダー層
2018年度実施
中堅
自己理解
役割認識/マネジメント
選抜
背景
(1)自己を再認識し、個人の力を強化する、(2)マネジメントは自分のやり方に部下を合わせるのではなく、部下に合わせて自分のやり方を変えていくという2点が中堅社員から課長職へのステップアップとして重要な要素であると考え、育成機会を設けた。
施策のポイント
結果を「正」とせず、きっかけの一つに用い、自分の理解を深めていくというMBTIを活用した。(一般的なタイプ診断は、それを「正」とするものが多数存在する)
開発者のコメント
- 「中堅から管理職へのステップアップとして、何が必要になるか」というところから考えました。その中で、今回は「個を強化して課長へのステップを昇る=周囲に好影響を与えられるようになる」という内容に焦点を当て、MBTIを取り入れた内容にしました
- MBTIは、スイスの心理学者ユングが提唱した心理学的類型論(タイプ論)がベースとなっており、「自分の心を理解し、 自分をより生かすための座標軸として用いることを最大の目的にしています。※」 一人ひとりの性格を心の機能と態度の側面から分析が可能なツールとして、世界中で実施されているものであるため、今回の企画に合致すると考えました
※:(一般社団法人日本MBTI協会より抜粋、https://www.mbti.or.jp/what/、2019年11月15日最終閲覧)
カリキュラム概要
事前課題:研修当日に活用するMBTI検査を事前実施(紙もしくはweb媒体)
MBTIのテキスト:本事例では、入門基礎編とチーム編の2冊を使用
講師:入門基礎編、チーム編、それぞれの認定ユーザーのみ実施が可能
アンケート結果(個人、個社情報を削除し、一部編集)
【自己理解】
- 指向にも利き手があり、無意識に頼る傾向があることが理解できた
- 自分ではあまり意識していなかった行動・意識について、たしかにやっているなと気づかされる部分があった
- 演習で同じ指向のメンバーだけのグループに分かれてワークをした際、似たような考え・答えの方ばかりだったので、自分はこのタイプで合っているんだなと実感しました
【業務への活用】
- 対人関係において、これまでの思い込みや決め付けを再度見直す機会になりました
- 部下とのコミュニケーションや他部署との連携をしていく際に、活かせそうです
- 実務において、相手が何を指向しているのかを考えながら接してみることが大事だと感じた
- 他者と連携して業務を行う際、相手の特性を事前に理解しておくと、業務改善がしやすくなると感じました
【その他】
- 演習に取組む機会が多く、飽きることなく受講できました
- 客観的に分析する手法を心の物差しの一つとして新たに持てたことが、今回の収穫でした