導入事例
サービス業 1,000~2,999名
OJT担当者 約10名
導入事例
サービス業 1,000~2,999名 OJT担当者 約10名
サービス業 1,000~2,999名 OJT担当者 約10名
OJT指導力
2018年度実施
中堅
OJT/部下育成
個別フィードバック
背景
グループ会社合同のOJT研修に参加し、総合的な学習を行っていたが、OJT担当者という役割を自分事として捉えることが難しく、結果的に自分なりのやり方に収束してしまっていた。
また、部署により若手の育成施策にバラつきがある(全員で育成していく風土がある部署、OJT担当者に任せきりの部署、育成に対して消極的な部署等)ことも課題となっていた。
施策のポイント
- 自社の新入社員の具体的なあるべき姿を明確にし、何をすればよいのかを行動ベースで確認した
- 個別フォロー研修で講師との個別面談を実施し、第三者視点から、OJT担当者の悩みの解消や解決策の提案を行った
- 研修の前後で上司と面談する機会を設け、上司と育成目標の刷り合わせや協力依頼内容の確認を実施。OJT担当者が一人で頑張るのではなく、組織で育てる意識を持つきっかけづくりを行った
開発者のコメント
- 本育成施策の成功のポイントは、充実した受講者へのフォロー体制です。OJTトレーナーの役割や意義・メリットを受講者が自分事として捉えて、OJTに対するエンゲージメントを高め、より効果的に制度を運営していくことを目的とし、講師と1対1の面談機会を設けました
- 専門知識や経験ある第3者の立場から客観的な問いを投げかけ、アドバイスをすることが、受講者の視野の拡大や悩みの解消、前向きな気持ちの醸成につながったと考えています
カリキュラム概要
アンケート結果(個人、個社情報を削除し、一部編集)
【理解促進】
- 他のOJT担当者の意見を聞けて良かった。新入社員への接し方の参考になった
- 自分一人だけでは気づけなかったことに気づくことができた
- 新入社員が過ごしやすい環境を整えようとするあまり、率直なコミュニケーションが取れていなかったことに気づいた
【新入社員を理解する努力が必要】
- 新入社員の生の声を確認して、自分と新入社員の間で認識が違う可能性があることに気づくことができた
- 新入社員は自分で気づいたことや自分の価値観に基づいて行動しているので、闇雲に否定したり、注意しすぎることは良くないと気づいた
- 新入社員の表面的行動だけではなく、そこに至るまでのプロセスも把握できるよう努力する必要がある
【業務で活用できる】
- 曖昧な指示ではなく、目的や期限など、具体的に明示して指示することが大事だと改めて理解できた
- お客様先に訪問した際、ティーチングとフィードバックはすぐに活用できそう
- 新入社員だけではなく、後輩に接する時にも活用できそうな内容だった
【その他 研修構成】
- 半年で状況が変わるので、振返りの機会があることはとても良かった
- 具体的な事例があったので分かりやすかった