導入事例
金融・保険・貸金業 3,000名~
5年目社員 約160名 1日研修
導入事例
金融・保険・貸金業 3,000名~ 5年目社員 約160名 1日研修
金融・保険・貸金業 3,000名~ 5年目社員 約160名 1日研修


リーダーシップ
2017年度実施
中堅
巻き込み力/リーダーシップ
役割認識/マネジメント
多クラス同時開催
背景
一定の業務量をこなすことができるようになってきたが、まだ管理職の補佐レベルまで到達できていない社員が多いことが課題となっていた。管理職もしくは管理職補佐となるには、単純に行動量を増やせばいいのではなく、行動の質を変える必要があるため、そのきっかけ作りが必要となっていた。
施策のポイント
- (1)ケースワーク、(2)上司との対話に基づく事前課題という2種類の課題を出し、受講者の学ぶ意義付けを行った
- 上司、周囲、自所属以外という3つの観点でどのように行動するかを決め、3ヶ月実行する。周囲にも受講者の変化が認識できる状態にし、研修のやりっぱなしを防いだ(研修3ヵ月後にアンケートにて効果測定を実施)
開発者のコメント
- 管理職補佐という立ち位置は、具体的に階級が上がるわけではありませんでした。そのため、本育成施策の成功の肝は、受講対象者への動機づけにあると考えました
- 対策として、大きく2つの内容に注力しました。一つ目は、上司の方々にご協力いただいて研修前後に面談を実施し、受講者の動機づけと行動を促進する環境を作ったことです
- 二つ目は教材の工夫です。求められる役割を具体的な言葉と図で示し、「受講者の負担を増やす」のではなく、「会社は受講者に対して将来への前向きな期待を持っている」ことを分かりやすく伝えて、受講者の納得度の向上に努めました
カリキュラム概要


事前課題①:ケースを読み、自分が主人公の立場であったらどのように考え、行動するかを考える
事前課題②:今後活かしたい強み、課題、新たにチャレンジしたいことを上司とすり合わせた上で記入する
事前課題②:今後活かしたい強み、課題、新たにチャレンジしたいことを上司とすり合わせた上で記入する
求められる役割イメージ
上位職の補佐的役割の担いながら、上下や横とのハブとなり、組織の中核になる。
結果
研修3ヵ月後に対上司、対周囲、対自所属以外を対象にアンケートを実施。全体最適を考え、周囲を巻き込んだ行動をしているという結果が出た。
アンケート対象者 | 結果 |
---|---|
対上司 | 7割が「行動できている」、3割弱が「やや行動できている」と回答 |
対周囲 | 7割強が「行動できている」、2割強が「やや行動できている」と回答 |
対自部署以外 | 5割が「行動できている」、4割が「やや行動できている」と回答 |