セミナー
当社は様々なきっかけや切り口で評価者研修の開発や実施のご相談を承ることがありますが、多くのお客様とお話をしながら、「意外と押さえられていないポイントがある」と気づかされることがあります。
人事制度について、世間ではジョブ型による雇用・評価制度への刷新が喧伝され、各社様がそういった「新たな流れ」への対応を検討されています。そのような中では、どうしても「新しいもの」ばかりに目がいきがちであり、どうやってこの「新しいもの」を現場にも伝えようかという視点での検討になることが多くなります。
一方で、現場に目をやると、「元のもの」の理解も十分には浸透していない、ということがあります。このような状況で「新しいもの」に刷新しようとしようとしても、それがいったい「何から何に」新しくなるのかが、現場から見るといまいちピンと来ていない――そのため、旧来の運用のなかに「なんとなく取り込む」で終わってしまう……。このようなもったいない状況をお見受けすることがあります。
これまでの経緯をとらえながら、どのようにして「新しいもの」の必要性を現場に訴求していけるか。多くのお客様のお手伝いをしていくなかで、現時点で最もうまくいっているのは、愚直なことですが丁寧に現場のマネジャーの理解を(「意外と押さえられていないポイント」も含めて)培っていく機会をつくるということです。
本セミナーでは、マネジャーが最も評価者としての能力を切実に必要とされる機会としての「評価面談」を主軸に取り上げながら、「評価面談」をよりよい場にするために、修得すべきこと・発揮するべきスキルなどをご紹介します。そのなかで「意外と押さえられていないポイント」と思われることについてもお伝えをします。
本セミナーが、人事責任者様・ご担当者様として評価者を対象とした研修の企画や評価者としての知識・スキルの今一度の言語化にお役に立つものであれば幸いです。