体験型ワークショップ プレイバックシアターのワークショップの特徴 プレイバックシアターのワークショップで体感できること プレイバックシアターのワークショップで体感できること
【2月3日に実施した「第1回開催」ご報告コメント】

2017年2月3日。
その日を迎えるにあたり、青く広い海に漂うイメージが湧いていました。
人も時間もエネルギーも流れ、身を任せるような感覚。 始まってすぐに、私も、いつもの私に還っていました。
チェックインから聴こえてきた、
「表現するってどういうことだろう?演じられるかなあ?」
「何が起こるか楽しみです!」
という、ご参加のみなさまの不安な表情や期待に満ちた声を受けとめながら、その気持ちが「あること」を大切にしていきました。
ゲームや身体を動かすワークでほぐれ、みんなでおやつを食べて癒され、
演じてみるワークで一歩踏み出して、いよいよプレイバックシアターの時間になりました。
誰も、どんなストーリーが湧いてくるかわかりません。
でも、皆、心の深いところで感じとっているのです。
思わず湧いてきたストーリーを「こんな話をしてもいいなかあ」と申し訳なさそうな表情で語るテラー。
アクターは、そのテラーの気持ち、温度を感じ、その瞬間に身を委ね、皆でテラーとそのストーリーを支える。
思わず口をついた言葉が、テラーの心を打ち、目に見えないつながりを感じる。
毎瞬毎瞬起こる、人のやさしさ、真摯さ、尊さに、心を打たれました。
この日語られた気持ちの変遷のストーリーは、人の強さとしなやかさ、そして未来への希望を映し出していました。
もしかしたら、「流れ」のイメージは、その予兆だったのかもしれません。
偶然集まった人たちが、3時間後には必然だったと思える奇跡。
またそんな瞬間を味わいたいと思っています。

ファシリテーター:高橋直裕

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【3月10日に実施した「第2回開催」ご報告コメント】

3月10日。
あたたかな日差しに導かれるように、参加者の皆様の自発性から、エネルギーが溢れる場が創られていきました。

ウォームアップのゲームでは、「まずやってみることによって次に展開していく」という声があがりました。
企業における「計画してから実行する」とは違う感覚を感じていました。
演じるワークでは、「モノ役」を演じる際に、モノの気持ちを想像することの新鮮さを体感していました。
それらのウォームアップで、いろいろな方とやりとりを交わすことによって、チームの一体感が自然と生まれていました。
最後のストーリーでは、今日の場を含め、いろいろな場へ飛び込んでいかれる参加者の皆様ならではの「原点」のお話が紡がれていました。

ストーリーを通じて、「皆で演じることによって、リアルになる」「他の方のストーリーも自分のストーリーとして感じられた」など、目の前で表現されたものを皆で分かち合うことによって、感じられることの広がりを実感していました。
また、「聴いて演じることは体力がいりますね」という声もあり、普段の自身の聞き方を振り返りながら、相手に意識を傾けて、話を聴くことの大切さを改めて感じていました。

私は、本日の場から、小気味よいテンポと明るさの奥に、参加者の皆様それぞれが自分の道を進む、すがすがしさを感じました。
自分の心に素直に生きることが、軽やかに生きること、そんなメッセージを受けとりました。

本日もご参加の皆様と一緒に場を創ることができ、うれしかったです。
ありがとうございました。

ファシリテーター 高橋直裕

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【5月12日に実施した「第3回開催」ご報告コメント】

本シリーズの最終回となる第3回は、前2回とはやや異なるアプローチも取り入れ、
より「語ること」「聴くこと」にフォーカスを当てたプログラムを実施しました。

冒頭のマッピング(お題に対して自身が該当する場所に立って、感想を共有するワーク)では、
参加者自身の現在地や、他の参加者の現在地を知ることで、グループへの理解を深めていきました。

続いて、今回初めて実施したリテル(語り直しのワーク)では、
「語って、客観的に自分の体験を聴くことで、気づくことがある」など、
自分のことを、自分から一度切り離してみることの有用性を実感していらっしゃいました。
また、「相手の話を聴くよりも、自分のことを語ることの方が難しい」、
「話を聴く際に、つい相手の話をまとめようとしてしまった」などと、
語ること、聴くこと、それぞれについて、体験を通して自身の傾向に気づく経験にもなりました。

童話を演じるワークでは、「即興でも、息を合わせて演じることができたのは、
これまでのワークでお互いのことを知っていったからですね」と、
グループの関係性の深まりを実感するコメントが出ていました。

最後のストーリーでは、
「表現は多様であり、その人の個性やアイデアが自然と表れる」と、自発性が生まれる場の力を感じたり、
「『考えるな、感じろ』という言葉がぴったりの体験でした」と、相手の気持ちに寄り添ってただ聴き、
仲間を信頼して、場に委ねていく感覚を感じたりしていらっしゃいました。

全3回を通して、毎回新しいグループで、
お互いを知り合い、お互いの話に耳を傾け合い、
明日から一歩踏み出す活力を得るような場を分かち合えたのではないかと思っています。

引き続き、このような機会を通じて、
自分や相手の気持ちに寄り添うこと、理解することが、
自然と生まれる場を創っていきたいと思います。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
また、思いを寄せていただいた皆様、ありがとうございました。

ファシリテーター 高橋直裕
※プレイバックシアターで体感する「相手に対して理解を深めようとする思い」は偏ったスピリチュアルなものではありません。
感情を持つ人間が実際に体感する事実です。
ぎくしゃくした関係性の中で、「相手の背景を知る」というだけでも、互いを尊重し合うきっかけに成り得ます。
プレイバックシアターのそういった特性を活かし、コミュニケーション能力の開発や、チームワーク醸成、
新入社員と先輩や上司が打ち解けていき、目的に向かってパフォーマンスの質を上げるなど、
ビジネスシーンで活かせる要素を充分に知っていただきたいと思います。
演じる、話す、など、積極的にその場に参加しようとする主体性の発揮にも大変有効なワークショップです。
参加者の声 理念と活用場面 プレイバックシアターは、誰かが何かを教えるわけではなく、皆が参加し、分かち合い、支え合う場です。