事例紹介 : ビジネスの創造につながる女性社員の活躍の場をつくりたい

2012/03/10

jyosei

ジュピターテレコム株式会社様

会社名
ジュピターテレコム株式会社
従業員数
グループ総計11,465名(2011年6月末現在)
事業分野
自ケーブルテレビ局の統括運営を通じた有線テレビジョン放送事業及び電気通信事業/ケーブルテレビ局及びデジタル衛星放送向け番組供給事業統括

 

ジュピターテレコム株式会社人事ご担当者様"

ジュピターテレコム株式会社
人事本部 人事第一部 企画研修グループ
グループ長 大渡 智広 様(写真左)
研修チーム長 海渡 千佳 様(写真右)

モチベーションが上がるだけの場の提供から、現場から頼られる社員の輩出・人が育つ組織づくりへ


経営陣から 「ビジネスにつながる企画の提案を!」

当社のレディースフォーラムは、全国の営業やコールセンターなどの各現場から女性社員を集め、会社への提案を考える全国集会として2005年から実施してきた施策です。発端となったのは、当時社長の「(社内で開催されるさまざまな)会議の参加者に女性が少ない」という課題認識です。

B to Cで女性のお客さまも重要なメインターゲットの一つである当社において、女性視点を経営やサービスにもっと活かしたいという想いがあったのです。また、2004年からの新卒採用開始から徐々に若手社員も増えていましたので、若手の成長を促す組織にしていきたいという想いもありました。継続的に実施してきた施策ですが、2008年から私(海渡様)も企画に加わることとなり、その年は「場」としては大変盛り上がっていたのですが、研修参加者が経営陣にプレゼンした結果、返ってきたのは「何か足りない。これは本当にビジネスになるの?」といった厳しい指摘だったのです。

スキル不足により他責的な思考になっていた

開始当初から、普段なかなか相談できないことを同性の仲間に相談できる「場」として、モチベーションアップには繋がっていました。しかし、女性視点を活かしたビジネスの企画・提案の精度は、これまでマーケティングや収支計画、戦略の立て方などについて学ぶ機会が少なかったために、実現有効性に欠ける内容が多かったのです。

企画力・提案力を鍛えて、アイデアをかたちにするためのサポートを強化

そこで、2009年のフォーラムから、彼女たちのアイデアを思いつきで終わらせないためには、ビジネスにつながる企画力・提案力を鍛える必要があると考え、企画を見直しました。新入社員教育においても、“自分で考える”というテーマで、アルーさんの研修で徹底的に「考える力」を鍛え始めていましたので、思考力育成に強いアルーさんに引き続きお願いすることにしました。

具体的には、3ヶ月間で集合型ワークショップと事後課題を組み合わせ、マーケティングの方法やフレームワークを使って戦略的に考える基礎力を鍛え、説得性の高い企画にする方法を学び、現状調査や企画立案に活かすという流れを設計しました。また、データの根拠付けや企画内容の精度アップには、社内の専門家の力を借りるなど、実現に向けた徹底的なサポートを行いました。

提案した企画がビジネスとして実現、そして組織全体へも好影響

提案の精度が上がることによって、このフォーラムで彼女たちが提案した企画の中から実現するものがいくつか出てきました。例えば、ケーブルテレビのスタートアップ画面(電源をつけたときに表示される初期画面)の変更や、2012年オープンの東京スカイツリーにマルチメディア館を併設するといったアイデアがその一例です。

そのように活躍する先輩女性社員は、新卒社員のロールモデルになっているのはもちろんのこと、今では、このフォーラム自体の企画・運営を彼女達が自律的に行うようになっています。「女性だけでやるのはもったいない、ぜひ男性社員も交えて!」といった声も社内で多く聞くようになりました。さらに、部長陣からは、毎回プレゼンの次の日に「プレゼンの内容を送って欲しい」といった提案を楽しみにしている声が出ています。

事例紹介

テーマ別事例


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